公園に人がいない・・・

アンマン市内は、昼間は兎に角、屋外に人がいない。ということで、夕方、日差しが弱くなってから、撮影をしようとキングフセイン公園にでかけた。国王がつくった広大な公園で、自動車博物館がある。先日、日本がこちらに戦車を送ったというニュースを見た。すでにこちらの港についているらしいが、博物館への輸送はまだのようだった。

で、この公園。緑も多く、ロケーションは最高だ。が、暑さのせいかだーれもいない。バスを降りて公園入口まで歩く。入口から５０ｍぐらいの木陰で寝そべって休んでいる男性4人組がいた。かおりが「声かけてみたら？」と。これまで、あきらかに休んでいる人にこちらから声をかけたことはあまりない。いいかもなと思い、声をかけてボードを見せた。

こちらの人は、黙読でなく音読することが多い。それぞれがアラビア語のメッセージボードを読み始めた。すると、お一人が「俺、英語オッケーよ」と。ありがたい。簡単に説明をさせていただいて、通訳していただいた。「オーケーオーケ」と皆さん、ご協力くださった。「この先にも人がいるだろうから、声をかけるといいよ」と。「ありがとう！わかりました！」と、手を振ってお別れした。

もしかしたら、自動車博物館の近くまで行けば誰かいるかもと、足を延ばしたが誰もいない。本当にだーれもいない。自動車博物館の入場料は３JD（約450円）。無料だったら入るけどやめといた。だーれもいない公園を後にして、食材の買い物をして帰ろうと。途中、トラックを路肩に止めて休んでいるお二人がいた。声をかけてみようかと近寄って、ボードを見せた。お一人はOKでもうひと方はNGだが、その後、そこら中にいたタクシー運転手や清掃作業員の方々に声をかけて「撮影に協力しろよ」と。おかげで4枚撮影できた。

これまでこういうパターンで撮影したことはない。が、アンマンの男性たちは、意外と気軽に撮影に応じてくれる。

買い物を済ませてバスで帰ろうとしたが、私のミスでバス路線を間違う。で、降りて乗り直し、結局、ウーバーより高くついた。アホだ。

バスを降りると、土木作業を終えて一息ついている人がダンプカーの陰で一休みしていた。こちらも声をかけてボードを見せると音読してくださり、みなさん撮影に協力していただいた。

どうも、昼間は暑くて外に出ないようなので、我々がウロウロして、日陰で休んでいる人や道行く人に声をかける作戦がいいのかもしれない。

ただ、これは体力の消耗が激しいなあ。本日の撮れ高10枚。通算枚数1070枚。

写真は撮影協力してくださったみなさんとの記念撮影。

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