2019年7月26日金曜日

場所の選定と国民性の把握

晴天。昨日おやすみした分も取り返そうと、また、明日の天気予報が雷雨だったので、できるだけ多くの時間を撮影に割こうと午前中から出かけた。

午前中の日差しは厳しい。一昨日は曇天だったので気づかなかったが、ベンチのあるところがことごとく日向。木陰のベンチは占領されていて、且つ人通りもない。

かおりと協議のうえ、少し奥まってはいるが、科学文化パレス(駅前のランドマーク的な建物)の前の公園の植え込みの角に陣取ることにした。

最初は立ってボードを掲げていたが、いまいち人が見てくれない。押しが強いとだめなのか?と座って控えめに声掛けをつづけた。これが正解だったらしく、かなりコンスタントに撮影協力を頂いた。午前中だけで21枚撮影できた。昨日休んだおかげか、英語も考えるより先に出てくる。明らかに脳の調子が良い。

昼食はワルシャワ中央駅のマック。ワルシャワでは珍しく、トイレ利用にお金がかからない。お値段は日本の3分の2ぐらいで、席近くに電源つき。トイレと涼を求め1時間ほど。長居した。

また公園に戻り撮影開始。午後は人通りが少なくなり、午前中に比べると随分苦戦した。かおりが「笑顔が引きつってきた」というほど。人に声をかけるときは基本的に笑顔でいる我々だ。でも、正直、無視されたり、時々、毒つかれるようなことをされると正直へこむ。それでも笑顔をキープしていると、本当に顔が引きつるのだ。

そんな僕らの前に、突然、大勢の旅行者が現れた。オランダからいらしたそうで、どうやらご家族やご親戚での旅らしい。皆さんで撮影に協力してくださり一気に撮影枚数が増えた。

その後も撮影を続けたが、ぼちぼちという感じ。日も傾いてきたので帰宅することにした。

場所の選定や押しの強弱など、国々でいろいろ工夫せねば撮影協力をいただけないのは悩みの種なのだが、逆に考えると、国民性というかお国柄というか、そんなことが分かって面白いと言える。

ただ、どこに行っても思うのが、年配の方は「君子危うきに近寄らず」と言った感じで、ほぼ完全スルー。あと、未成年者の場合は親御さんに許可を頂くようにお願いしている。これから世界を担っていく若い方々が積極的に協力してくれるのは、本当に嬉しいのだが、時々、親御さんから「不可」とのことで撮影できないこともある。

本日の撮影枚数36枚。通算740枚となった。久々に体調も気分も良く、撮影枚数も伸びるという嬉しい一日となった。