2019年7月26日金曜日

脳の疲れかなんなのか

ワルシャワ初日。睡眠はとれたが、何だか脳の回転が悪く、いろいろなことがネガティブな感じで入ってくる。疲れがまだ残っているのかもしれないと、昼に横になる。かおりが「洗濯物がたまっている」というので、撮影は午後からということにした。

目が覚めてもいまいちパリッとしない。まあ、こんな日もある。シャワー浴びて、目の前に霧がかかったような状態で、ワルシャワ中央駅前の公園まで歩き、撮影を始めた。

なかなか厳しい。完全アウェー。だれも振り向いてくれないので、向こうのベンチに座っているお兄さんに声をかけた。すると「この活動は具体的にどうやって平和に寄与するのさ?」と。

「えっと、この活動が、えっと、直接、えっと、世界を平和にするとは思っていません。でも、えっと、世界中で平和に為に・・・小さな活動を多くの人がすることで、ええっと、いつか平和に繋がる?と思っています。ええっと、僕は画家です、ええっと、なんというか、芸術の力を信じています。芸術作品は残るし・・・」

というようなことを、しどろもどろで言った。今日は喋るのがしんどい。どうしてだろう?最終的にお兄さんは納得してくれて撮影に協力してくれた。彼がポーランドで一人目の撮影協力者となった。

ワルシャワでの撮影初日の印象は「こちらから積極的に声掛けしないと応じてくれない」というもの。3人自発的にお声かけくださった人がいたが、一人は国籍不明(翌日ポーランド人だと判明)、二人はイギリスの年配のご夫婦だった。彼らは対面のベンチでずっとお食事をされていて、僕らの活動を見ていたのだ。食事中だったので、声をかけずにいたら、向こうからやってきてくれた。嬉しくて握手して口を開こうとするが「I remember you are there」すら出てこない・・・。もう、脳が死んでいる。サンキューサンキューと言いまくって写真を撮らせていただいた。

その後も、断られながら、しんどいなあと思いながらも、積極的にベンチに座っている人を中心に声掛けをして16枚撮影した。この雰囲気で上々だと思う。明日は、場所を変えてみようかとも思っている。

夕食はかおりのカードでポーランド料理を頂いた。ポーランド餃子と温野菜。生ビールも染みたが、その直後から体も重くなり、精神もそれに引っ張らえるように下降。

相当疲れてるな・・・。