ランペドゥーザ空港は奄美空港より小さな空港だった。タラップを降りてあたりを見回す。小高い乾燥した丘に転々とレンガの家が建つ島のようだ。ホストのステファノさん(ローマとは別人)の奥様がお迎えに来てくださっていた。英語が通じる。助かった。島の説明をしてもらいながら自宅へ。お世話になるコンドミニアムはとても素敵な2階建ての離れで、2階部分にも別のご家族(こちらもご主人はステファノさん)が住み、我々は1階部分をお借りする。超快適な空間だ。
その後、ビーチと港に連れて行ってもらい、街の中心部で降ろしていただいた。街の散策をして、バスの仕組みを確認した。18時にならないとリストランテや商店はあかないそうだが、バーは24時間空いていると、まじか。ということでbar以外は閑散としていた。で、1時間おきに出る島内一周バスに乗り込みフラットを目指す。1ユーロ。あっという間につく。バスを運転する兄ちゃんもいい感じにいい加減で、バス停じゃないところで人を下ろす。で、通り名を告げるとちゃんと現場近くで教えてくれる。ローマのバスよりずっと勝手がよろしい。
一旦帰宅して、荷解きと食材の整理。自炊生活なので、塩コショウはもちろん、オレガノも持ち歩いている。今回は島で物価が高いかもしれないということで、米とラーメンとパスタを持ち込んだ。あと、物資を運ぶ船が島に来ないと店の品物があっという間になくなるのだそうで、食材を買いだめに行った。いろいろ買い込んだ。下手すれば1週間ぐらい持つのではというぐらい。で、帰宅後、ローマから持ち込んだパスタを茹でて食べた。まあ美味。ゆで時間3分の極細パスタは、だまになって困ったが、大量にオリーブオイルを投入して無理やりほぐした。
その後、ホストと話し込んだ。その話に驚いた。ほぼ毎日のようにアフリカからやってくる難民は帆掛け船でやってくるらしく、島民は風向きで難民が来るかどうかわかる様子。明後日は来る確率が高いという。難民の中には赤ん坊や妊婦も含まれていることが多く、10人乗りぐらいの小舟に40人ほどでやってくるらしい。アフリカからが多いがシリアからの難民も未だにいるという。また、移民のための施設に潜入するのは不可能だということ。外から写真は撮れるけどということだった。私もできる限り除法収集するので、難民漂着のニュースがあったら教えてほしいとお願いした。
ビーチにはパラソルが立ち並び、一足早いバカンスを楽しんでいる人々がいる。高台にはオシャレなバー。そこに難民が帆掛け船で来るという現実。夕暮れの美しい海の向こうに、命をかけて海を渡ってくる人々がいる。それが日常だというこの島の現実。世界は未だに知らないことだらけだ・・・。
写真はランペドゥーザ島のメインストリート「ローマ通り」。
その後、ビーチと港に連れて行ってもらい、街の中心部で降ろしていただいた。街の散策をして、バスの仕組みを確認した。18時にならないとリストランテや商店はあかないそうだが、バーは24時間空いていると、まじか。ということでbar以外は閑散としていた。で、1時間おきに出る島内一周バスに乗り込みフラットを目指す。1ユーロ。あっという間につく。バスを運転する兄ちゃんもいい感じにいい加減で、バス停じゃないところで人を下ろす。で、通り名を告げるとちゃんと現場近くで教えてくれる。ローマのバスよりずっと勝手がよろしい。
一旦帰宅して、荷解きと食材の整理。自炊生活なので、塩コショウはもちろん、オレガノも持ち歩いている。今回は島で物価が高いかもしれないということで、米とラーメンとパスタを持ち込んだ。あと、物資を運ぶ船が島に来ないと店の品物があっという間になくなるのだそうで、食材を買いだめに行った。いろいろ買い込んだ。下手すれば1週間ぐらい持つのではというぐらい。で、帰宅後、ローマから持ち込んだパスタを茹でて食べた。まあ美味。ゆで時間3分の極細パスタは、だまになって困ったが、大量にオリーブオイルを投入して無理やりほぐした。
その後、ホストと話し込んだ。その話に驚いた。ほぼ毎日のようにアフリカからやってくる難民は帆掛け船でやってくるらしく、島民は風向きで難民が来るかどうかわかる様子。明後日は来る確率が高いという。難民の中には赤ん坊や妊婦も含まれていることが多く、10人乗りぐらいの小舟に40人ほどでやってくるらしい。アフリカからが多いがシリアからの難民も未だにいるという。また、移民のための施設に潜入するのは不可能だということ。外から写真は撮れるけどということだった。私もできる限り除法収集するので、難民漂着のニュースがあったら教えてほしいとお願いした。
ビーチにはパラソルが立ち並び、一足早いバカンスを楽しんでいる人々がいる。高台にはオシャレなバー。そこに難民が帆掛け船で来るという現実。夕暮れの美しい海の向こうに、命をかけて海を渡ってくる人々がいる。それが日常だというこの島の現実。世界は未だに知らないことだらけだ・・・。
写真はランペドゥーザ島のメインストリート「ローマ通り」。