早朝、ウィリンが部屋に入ってきて目が覚めた。やさしく撫でて、お部屋の外に出てもらった。ホストはウィリンが僕らの部屋に行くことを、迷惑なのではと気を使われている様子。大歓迎なんだけどな。時計を見ると6時過ぎ。あともう少し寝よう。
8時前に起きてパッキングをしつつ、朝食を作りつつ。残り物を全てぶち込んだ「鮭ピラフ」意外と美味かった。雨の予報だったので、ゴミ捨てついでに外の様子を見る。降ってない。これなら地下鉄とエアロバスの乗り継ぎで安く空港まで行ける。ほっとして、かおりに早めの出発を促す。皆さん出払っていて、ウィリンにだけ挨拶してフラットを後にした。
地下鉄の駅に向かう途中でパラパラと雨が降り始めた。傘を差すほどじゃない。エンカンツから乗り継ぎ駅まで4駅。地上に出ると雨脚が強くなっていた。前回は靴がびしょぬれになって大変な思いをしたのでタクシーを使うことに。マイタクシーアプリで空港までの料金を調べると20ユーロぐらい。まあいいか。雨脚が強まったばかりだったので皆タクシーをつかめたのか、なかなかつかまらない。やっとつかまえたタクシーで空港まで。ああ、やっぱり快適よね。で、BCNターミナル2Bに到着。で、料金を聞くと30€だという。ちょっとまってよ高すぎない?20~26ユーロって書いてあったけど。しかも、マイタクシーだからキャッシュカード決済なんじゃないの?と。どんだけ喋っても通じない。抵抗するがキャッシュカードキャッシュカード、レシプトレシプトOKOKと。先方のマイタクシーのアプリの画面を見せてくださった。まぎれもなく30€。仕方ない。しぶしぶ払ってタクシーを降りた。これで4000円ぐらい吹っ飛んだ。一日の生活費は5000円を超えてはならないという決まりごとがあるのだが、こういうことがあると後半辛くなるだろう。少々凹む。雨のバカ。(バルセロナでマイタクシーアプリを使うと基本料金7ユーロがかかるということが翌日判明。流しを拾ったほうが安かったということだ・・・)
気を取り直してライアンエアーのチェックインカウンターへ。ライアンエアー、ヨーロッパLCC最安の呼び声高く、その分、荷物の重量やチェックインに厳格らしい。心配していた荷物の重さは13キロ。出発からすると7キロも重量が減っている。しかもパスポートとオンラインチェックインのスクリーンショットを見せただけ。発券も無し。2階に行って保安検査を受けてねと言われて、2階につくとあれよあれよという間にエアサイド。すんげー楽だった。いいじゃんライアンエアー。
搭乗時刻前だというのにゲートには長蛇の列。何でこんなに並んでいるのか分からないけど、チケットチェックしている係員がいるのでとりあえず並ぶ。30分ほどでやっと搭乗。1時間50分ほどのフライトだったので眠らないつもりだったが、あえなく爆睡。1時間半は眠ってしまった。
で、あっという間にローマについてしまう。今回はイミグレーションなど探さずにバゲッジクライムへ直行。ところが、ここから「安かろう悪かろう」が爆発。なかなか荷物が出てこない。しばらく待っていると、ずぶ濡れの荷物がわんさと出てきた。おいおい。で、しばらくすると濡れた我々の荷物が出てきた。しかも僕のバックパックカバーは外れて、かおりのは出ても来ない。しばらく待っても出てくる様子がないので、ロストバゲッジ申請コーナーへ。ところがこちらも長蛇の列。最後尾の女性はまじで落ち込んでいた。恐るべしライアンエアー。全く列が進まないので諦めてランドサイドに出た。津村君からのプレゼントで日本人のドライバーさんが待機。なかなか出てこないので心配されたそうだ。ごめんなさい。ライアンエアーのせいです。
運転手さんの話だと、僕らのフラットはローマ郊外の新興住宅地だそう。環状線をぐるっと回って目的地へ。7時からローマ中央で津村君と、そのお友達と会う約束がある。ホストのステファノさんに行き方を教えていただき、地下鉄の駅まで送っていただいた。乗り換えも上手くいき、最寄りのエスパーニャ広場まで到着。あとは15分ほどあるけばよい。歩いていると津村君からメッセージが。「スリ多いから気を付けてくださいね」と。バッグには南京錠。パスポートはフラットにおいてきた。クレジットガードは首から下げて服の内側。考えられる限りの防犯対策をしていたが、ローマのスリは相当巧妙らしい。
30分遅れで待ち合わせの日本食レストランに無事到着。久しぶりー!程なく津村君のご同期も到着。メニューを渡されてオーダーをしようとすると、津村君が、そりゃまた流ちょうなイタリア語でオーダーした。かっけー!もうローマに何年も住んでいる人みたいな彼の様子を見て「津村史上最高にかっこいい」と思った。
久々の日本食に舌鼓を打つ。美味いなー。生き返った。素晴らしくガリに合う白ワインを頂きながら、いろいろと尽きない話で4時間ぐらい店にいただろうか。途中、ホストから電話があり「無事についたか心配している」とのこと。「お陰様でいい時間を過ごせているよ」と。イタリア語堪能な人がいるから電話変わるね~と津村君へ。イタリア語で「無事について楽しんでいる」旨、きちんと伝えてくれた。うーん、ぺらぺらーのだ。で、思う。今回のホストもとてもいい人なんだろうな。
帰りのバスは80番線が良いと教えてもらい、バス停まで送ってもらうことに。道すがらジェラートのお店があった。食べましょうかと。ここでも「津村史上最高にかっこいい」姿を見せつけられた。複雑そうなオーダーを店員に聞きあっという間に理解し「どれ食べます?」。また、ジェラートは甘すぎず香りもよく素晴らしい美味しさ。かぶりつきながら、笑い話に花が咲いた。
バス停について間もなく80番線が到着。津村君の教えてくれたバス停まで10数駅、電光掲示板に集中する。電光掲示板に出た文字が一緒だのだが、スラッシュの後が違うような。隣の人に英語を喋れるか聞いたら大丈夫だという。聞くと次の駅らしい。助かった。おれいを言って降りた。「地中海周辺の国で英語が通じるというのは結構貴重なことなのだ」というのを思い知っているので、英語に触れるとほっとする。
自宅に帰り着くと、ホストが眠らずに起きていた。お陰様で楽しい時間が過ごせたよとお礼を言い、歯磨きしてベッドにダウン。それから全く記憶がない。
写真は津村史上最高にかっこいい津村君と、その同僚の超さわやかイケメン井上さん。
本当にごちそうさまでした!
8時前に起きてパッキングをしつつ、朝食を作りつつ。残り物を全てぶち込んだ「鮭ピラフ」意外と美味かった。雨の予報だったので、ゴミ捨てついでに外の様子を見る。降ってない。これなら地下鉄とエアロバスの乗り継ぎで安く空港まで行ける。ほっとして、かおりに早めの出発を促す。皆さん出払っていて、ウィリンにだけ挨拶してフラットを後にした。
地下鉄の駅に向かう途中でパラパラと雨が降り始めた。傘を差すほどじゃない。エンカンツから乗り継ぎ駅まで4駅。地上に出ると雨脚が強くなっていた。前回は靴がびしょぬれになって大変な思いをしたのでタクシーを使うことに。マイタクシーアプリで空港までの料金を調べると20ユーロぐらい。まあいいか。雨脚が強まったばかりだったので皆タクシーをつかめたのか、なかなかつかまらない。やっとつかまえたタクシーで空港まで。ああ、やっぱり快適よね。で、BCNターミナル2Bに到着。で、料金を聞くと30€だという。ちょっとまってよ高すぎない?20~26ユーロって書いてあったけど。しかも、マイタクシーだからキャッシュカード決済なんじゃないの?と。どんだけ喋っても通じない。抵抗するがキャッシュカードキャッシュカード、レシプトレシプトOKOKと。先方のマイタクシーのアプリの画面を見せてくださった。まぎれもなく30€。仕方ない。しぶしぶ払ってタクシーを降りた。これで4000円ぐらい吹っ飛んだ。一日の生活費は5000円を超えてはならないという決まりごとがあるのだが、こういうことがあると後半辛くなるだろう。少々凹む。雨のバカ。(バルセロナでマイタクシーアプリを使うと基本料金7ユーロがかかるということが翌日判明。流しを拾ったほうが安かったということだ・・・)
気を取り直してライアンエアーのチェックインカウンターへ。ライアンエアー、ヨーロッパLCC最安の呼び声高く、その分、荷物の重量やチェックインに厳格らしい。心配していた荷物の重さは13キロ。出発からすると7キロも重量が減っている。しかもパスポートとオンラインチェックインのスクリーンショットを見せただけ。発券も無し。2階に行って保安検査を受けてねと言われて、2階につくとあれよあれよという間にエアサイド。すんげー楽だった。いいじゃんライアンエアー。
搭乗時刻前だというのにゲートには長蛇の列。何でこんなに並んでいるのか分からないけど、チケットチェックしている係員がいるのでとりあえず並ぶ。30分ほどでやっと搭乗。1時間50分ほどのフライトだったので眠らないつもりだったが、あえなく爆睡。1時間半は眠ってしまった。
で、あっという間にローマについてしまう。今回はイミグレーションなど探さずにバゲッジクライムへ直行。ところが、ここから「安かろう悪かろう」が爆発。なかなか荷物が出てこない。しばらく待っていると、ずぶ濡れの荷物がわんさと出てきた。おいおい。で、しばらくすると濡れた我々の荷物が出てきた。しかも僕のバックパックカバーは外れて、かおりのは出ても来ない。しばらく待っても出てくる様子がないので、ロストバゲッジ申請コーナーへ。ところがこちらも長蛇の列。最後尾の女性はまじで落ち込んでいた。恐るべしライアンエアー。全く列が進まないので諦めてランドサイドに出た。津村君からのプレゼントで日本人のドライバーさんが待機。なかなか出てこないので心配されたそうだ。ごめんなさい。ライアンエアーのせいです。
運転手さんの話だと、僕らのフラットはローマ郊外の新興住宅地だそう。環状線をぐるっと回って目的地へ。7時からローマ中央で津村君と、そのお友達と会う約束がある。ホストのステファノさんに行き方を教えていただき、地下鉄の駅まで送っていただいた。乗り換えも上手くいき、最寄りのエスパーニャ広場まで到着。あとは15分ほどあるけばよい。歩いていると津村君からメッセージが。「スリ多いから気を付けてくださいね」と。バッグには南京錠。パスポートはフラットにおいてきた。クレジットガードは首から下げて服の内側。考えられる限りの防犯対策をしていたが、ローマのスリは相当巧妙らしい。
30分遅れで待ち合わせの日本食レストランに無事到着。久しぶりー!程なく津村君のご同期も到着。メニューを渡されてオーダーをしようとすると、津村君が、そりゃまた流ちょうなイタリア語でオーダーした。かっけー!もうローマに何年も住んでいる人みたいな彼の様子を見て「津村史上最高にかっこいい」と思った。
久々の日本食に舌鼓を打つ。美味いなー。生き返った。素晴らしくガリに合う白ワインを頂きながら、いろいろと尽きない話で4時間ぐらい店にいただろうか。途中、ホストから電話があり「無事についたか心配している」とのこと。「お陰様でいい時間を過ごせているよ」と。イタリア語堪能な人がいるから電話変わるね~と津村君へ。イタリア語で「無事について楽しんでいる」旨、きちんと伝えてくれた。うーん、ぺらぺらーのだ。で、思う。今回のホストもとてもいい人なんだろうな。
帰りのバスは80番線が良いと教えてもらい、バス停まで送ってもらうことに。道すがらジェラートのお店があった。食べましょうかと。ここでも「津村史上最高にかっこいい」姿を見せつけられた。複雑そうなオーダーを店員に聞きあっという間に理解し「どれ食べます?」。また、ジェラートは甘すぎず香りもよく素晴らしい美味しさ。かぶりつきながら、笑い話に花が咲いた。
バス停について間もなく80番線が到着。津村君の教えてくれたバス停まで10数駅、電光掲示板に集中する。電光掲示板に出た文字が一緒だのだが、スラッシュの後が違うような。隣の人に英語を喋れるか聞いたら大丈夫だという。聞くと次の駅らしい。助かった。おれいを言って降りた。「地中海周辺の国で英語が通じるというのは結構貴重なことなのだ」というのを思い知っているので、英語に触れるとほっとする。
自宅に帰り着くと、ホストが眠らずに起きていた。お陰様で楽しい時間が過ごせたよとお礼を言い、歯磨きしてベッドにダウン。それから全く記憶がない。
写真は津村史上最高にかっこいい津村君と、その同僚の超さわやかイケメン井上さん。
本当にごちそうさまでした!