2014年09月 インド・デリー 

旅のきっかけ

新婚旅行でインドを訪れた。エジプトの話も含めこれまでの活動について宿の主人に話した。壁画を描くことを快諾してくださったので、この国が2ヵ国目になった。
デリー市内、メインバザール。騒ぎに突然現れた装甲車。

店が軒を連ねる通りには、夜になると通りの至る所に人が横たわる。

ホテルのオーナーのお宅に(内壁)描いた向き合う鳩。
旅を終えて
現地で購入したスプレー缶の容量は少ないわ、欲しい色はないわ、変色するわと、いろいろあった。この絵をみる誰かに平和への思いが伝わることを祈って描いた。インドは一見平和だが、カシミール地方では今でも紛争が続いている。また、法律上、身分制度は撤廃されているが、身分によって、立ち入ることができる場所や職業が制限されたり、貧富の激しい差が存在したりした。喜捨を乞う女性としばらく話をした。最下層の身分だと言っていたが、その流ちょうな英語に驚かされた。
一見、平和に見える場所にも、様々な問題がある。特に社会的権利が脅かされている状態を平和として良いのかという気づきになった旅だった。
壁画の場所